診療案内

一般歯科

歯科診療の中でも根管治療は、ミクロの世界を扱う極めて繊細な処置の連続です。これまでは肉眼や感覚に頼る部分が多く、その精度にはどうしても限界がありました。

しかし1990年代に入り、脳外科・眼科・耳鼻科などで使用されていた手術用顕微鏡が歯科治療にも導入され、特に根尖切除術など外科的根管治療の成功率は飛躍的に向上しました。さらに一般的な根管治療においても、これまで見逃されていた根管の発見や歯根破折の診断が、明視野かつ拡大下で可能となりました。

当院では、この手術用顕微鏡を積極的に導入し、複雑な歯根に対しても精密で確実な処置を行っております。
拡大視野での治療により、より高い精度と確実性を追求し、患者さまに安心して受けていただける歯科医療を提供いたします。

小児歯科

虫歯の原因は、バイ菌が作り出す酸によって歯が溶かされてしまうことです。フッ素を歯に塗布すると、歯が酸に溶けにくくなり、より強く健康な歯を保つことができます。その効果から、歯磨き粉に配合されているだけでなく、アメリカなどでは水道水に添加されるほど一般的な予防方法です。

当院では、従来の苦味のあるフッ素ではなく、りんご味などのお子さまが喜んで受けられるフッ素を使用しております。塗布の開始時期は個人差がありますが、歯の萌出が進む1歳頃から可能です。3ヶ月ごとの定期的な塗布をおすすめしております。